会長挨拶


Greeting

2024-2025会長

北村 洋一

Yoichi Kitamura

  1. はじめに
  2.  福山ロータリークラブは、昨年創立70年の節目を迎え、創立100年に向けて新たなスタートを切らせていただきました。
     さて、本年度のRI会長のテーマは、「ロータリーのマジック」です。このテーマにのっとって活動してまいりたいと考えています。ところで、「ロータリーのマジック」といわれて、私たちはこの言葉に違和感をあまり感じていないと考えています。この「マジック」といわれているものは何なのかを想像することができるからだと思います。
     例えるならば、本年度社会奉仕委員会が実施する地区補助金事業は、児童養護施設を出た10代の若い女性に対する自立支援を行います。その中で、金融教育や就業支援(職場体験を含む)などロータリアンの職業人としてのノウハウを出し合い、企業のリーダーとしての立場からの機会を提供するなどのかかわりをもってもらえれば、これらの事業はいとも簡単にできると考えています。まさに「ロータリーのマジック」ではないでしょうか。昨年度実施しました70周年記念事業にもこの「マジック」がたくさんちりばめられていたことを思い出せば容易であると思わずにはいられないのです。
     現在の福山ロータリークラブは、大変居心地のいいクラブと感じています。出席率は95%に迫り、近年初めて入会された女性会員の方々とも交流が図れ、そして遠くからでも手を振りあえる雰囲気があると考えています。また福山ロータリークラブの特徴は、多くの地方転勤者を受け入れて、若い力も併せ持った団体になっていると考えています。この多岐にわたる会員が、よりよく分かり合える組織を目指していくうえで、会員の情報を共有できることが重要であると考えています。内向きになるかもしれませんが、在籍の長いメンバーから、入会年数の浅いメンバーまで、メンバーの本質が理解できる1年としてまいりたいと考えます。
     最後に、私自身もロータリアンとして、高潔さと高い倫理基準をもって行動し、一歩でも成長できればと考えています。1年間よろしくお願いいたします。


  3. 国際ロータリー会長のテーマ
  4. 2024-25年度RI会長テーマは、
    The Magic of Rotary ロータリーのマジック

    2024-25年度国際ロータリー会長
    ステファニー・A・アーチック
    マクマリーRC(米国ペンシルベニア州)
    「ロータリーのマジック」を使って世界を変えていきましょう。

  5. RI会長の行動計画のビジョン声明
  6. 2024-25年度RI会長 ステファニー・A・アーチック会長の示されたテーマ
     2024年国際協議会で示された次期会長テーマは上記であり、具体的な内容は以下です。

    1. 平和構築、世界の分断を癒すための取組

      アーチック会長は、ロータリーの行動計画を推進し、平和のために活動するよう会員に促しました。2025年にはイスタンブールで新たなロータリー平和センターが開設され、それを記念して「分断された世界を癒す」をテーマに会議が行われます。また、平和構築の手段の一つとして「4つのテスト」を実践し、世界をより良くしていくことに取り組むことを呼びかけました。

    2. 変化への取組

      クラブでの体験をより魅力的なものとするために、行動計画を推進する。地区やクラブの課題を確認し、クラブがより良くなるために変化し、ロータリーの強さを維持できるようにする。そのための手段の一つとして多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)を推進する。

    3. ロータリーのマジックの実践

      ポリオ根絶への取組、プロジェクトの実施、寄付、会員拡大など、ロータリーの活動を行う中で「ロータリーのマジック」を使って、世界を変えて行きましょう。

  7. 国際ロータリー第2710地区ガバナー方針
    本年度地区ガバナー
    上田文雄氏 (岩国ロータリークラブ)

    ガバナー信条
    行動しよう、未来のために。
    =変革に取り組もう=
    1. クラブの文化を見直そう(DEIの推進)

      当地区には、会員数の減少により将来的に存続が危ぶまれるクラブが存在します。今後地域の人口減少で、多くのクラブが同様な危機を迎える可能性があります。また都市部においても、会員増強が進んでいないクラブが多数あります。一方、ロータリアンにふさわしいにもかかわらず、入会していない人たちも多数います。若い人、女性、経営者以外の人などが入りやすく、また、現在のメンバーにとっても、だれもが(D)笑顔で(E)居心地の良い(I)クラブにするために、多様性(D)・ 公平さ(E)・インクルージョン(I)(DEI)を進め、会員増強、衛星クラブの設立、ロータ―アクトクラブの強化などに取り組みましょう。


    2. 奉仕活動に取り組もう

      コロナ禍で停滞した奉仕活動を、コロナ前より発展させる契機として、奉仕活動に対する意識を高めるきっかけを作りましょう。戦争、災害、地球温暖化、人道問題など様々なニュースの中で、奉仕に対する意識は高まっています。是非奉仕のきっかけを見つけて行動し、ロータリーのマジックを実践しましょう。
       国際ロータリーの7つ目の重点分野として2021年に環境分野が追加されました。昨年7月は過去10万年で最も暑い7月になったとして国連のグテーレス事務総長は「地球沸騰化の時代が来た」と警告したように、環境変化の影響は次第に身近に感じられるようになってきています。環境問題は、7つの重点分野の中では最も取り組みやすいテーマです。学校でも国連のSDGsについて教育が行われています。是非とも家庭で環境問題に何ができるか話し合い、会社では職業奉仕として、省エネ、リサイクルや自社の事業として環境分野に取り組めないか等検討してほしいと思います。そして、社会奉仕として、地球や地域の環境分野に貢献するため、他の団体とも協力して取り組み、地区補助金やグローバル補助金につなげてください。ロータリー財団の標語は「世界で良いことをしよう」です。是非一緒に世界で良いことをしましょう。


    3. 地区、各クラブにおいて達成すべき目標

      1. クラブ及び地区の3か年計画の作成
      2. 奉仕活動計画の作成
      3. 会員増強、クラブ文化の見直し
        1. 会員増強目標人数の設定(最低1名以上、コロナ禍前の人数を目安に)
        2. クラブ会員の多様性推進 DEIに関する理解促進のための取組の実施
        3. 女性会員数目標の設定
      4. ロータリー財団支援
        1. 年次基金 150ドル/人 以上
        2. 恒久基金 ベネファクター1名以上/クラブ または 1,000ドル以上/クラブ
        3. ポリオプラス基金 30ドル/人以上
        4. ロータリーカードの理解と普及
        5. 会員への財団ニュースのメール配信促進
        6. ポリオプラス・ソサエティ、ポール・ハリス・ソサエティの周知
      5. 米山記念奨学会への支援 16,000円/人以上
      6. その他
        1. マイロータリー全員登録の取組実施
        2. ラーニングセンターの利用促進
          PETS、地区研修協議会参加者の受講推進、クラブ会長・幹事の受講促進
        3. ガバナー月信のメールでの配信移行に伴う、会員のメールでの受信促進

  8. 福山ロータリークラブの活動方針
    1. 例会の充実

      魅力のある卓話・楽しめる夜間例会を実施します

    2. 社会奉仕

      地区補助金を活用して非営利活動法人「どりぃむスイッチ」への支援

    3. 会員増強

      純増1名以上

    4. ローターアクトクラブへの協力を行います

      創立50周年記念事業の実施

    5. オープン例会を実施します
    6. マイロータリーの利用を促進します

      会員全員の登録を目指します

    7. クラブ優秀賞へ挑戦します。

2024-2025会長

北村 洋一

Yoichi Kitamura

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