会長挨拶


Greeting

2025-2026会長

昼田哲士

Tetsushi Hiruta

  1. はじめに
  2.  本年度、歴史と伝統のある福山ロータリークラブの会長を務めさせていただくことになりました。精一杯、努めますので何卒ご支援、ご指導のほどよろしくお願い致します。
    先輩の皆様方が70有余年を掛けて作り上げてこられた「今の福山ロータリークラブの姿」はまさしく歴史と伝統の結果であり、この姿を大切にしたいと思います。従来の活動・やり方を継承することを基本とし、時代の変化も取り入れてまいりたいと思います。


  3. 2025-26年度RI会長メッセージ
  4. 2025-26年度RI会長
    フランチェスコ・アレッツォ氏メッセージ

     国際ロータリー(以下RI)は、2017年にロータリーのビジョン声明を発表し、そのビジョンの実現のために行動計画を策定、2019年には4つの戦略的優先事項と目標を発表しました。さらに2023年には3年間の継続目標を設定し、2024年にはその継続目標がこれまでの年次目標(RI会長テーマ)の設定の必要性を上回るものとして、ロータリー章典第27.060.2の「年次目標」の項目を削除しました。
     2025年国際協議会(2025.2.9)で示されたメッセージは、

    UNITE FOR GOOD
    「よいことのために手を取りあおう」 です。


     そして、「会員こそがロータリーの財産」として会員増強の必要性をあげています。そのためのキーワードは、革新、継続性、パートナーシップです。ロータリーを活性化し、新たな声や考え方を取り入れ、世界中の地域社会への奉仕を強化します。

  5. 地区運営方針・ガバナー信条
    1. 本年度地区ガバナーである土肥慎二郎氏(東広島21ロータリークラブ)のガバナー信条は
      「Enjoy Rotary」 ~思いやりと奉仕の心で~ です。
      Enjoy: 楽しむ、喜ぶ、享受する、満足感を得る 「ロータリーを知り、楽しみ、仲間を増やそう」

       ロータリークラブは1905年にアメリカのシカゴで誕生しました。ポール・ハリスら4人のメンバーより生まれたクラブは、異業種間の親睦と互恵主義そして奉仕理念の確立より急速に発展し、その志を同じとするクラブが次々に生まれ、それは国境を越え、今では世界200か国以上の国と地域に広がり、クラブ数は36,635クラブ、会員数は約114万人(2024.9)に達しました。
       私はロータリーがこれまで発展してきたのはロータリーの考え方の中に人を動かす大きな何かがあったからだと思っています。そして、そのロータリーの考え方、ロータリーの心というものを継続させることが、これからのロータリーを発展させるうえで最も大切なことだと考えております。
       「最近のロータリーは変わった」との意見を時々聞きますが、本質的なことは全く変わっておりません。1951年に Object of Rotary(ロータリーの目的)が改訂されてからは、現在までほとんど変わることはなく、これを受諾した人のみがロータリアンとしての特権を与えられています。
      ロータリーの目的:
      「自分の職業の中に奉仕の理想を取り入れ、これを育て発展させること」
      ロータリーの奉仕理念:
      「超我の奉仕」「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」
      そして、ロータリーは「行動」です。クラブ内でお互いを思いやり、友情を育み、そしていろいろな形での奉仕活動を通じてロータリーを楽しみましょう!!
    2. 地区、各クラブにおいて達成すべき目標

      1. ロータリーをもっと知って、楽しむ
        ロータリーの理解を深めるために、情報を整理し、研修を推進する
        RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)への参加推進
        マイロータリーのラーニングセンター利用
        クラブ内でロータリーを学ぶ(会長時間、卓話、新会員セミナー、炉辺会合など)
        親睦活動・奉仕活動への積極的参加
        DEI(多様性、公平性、インクルージョン)の推進
      2. 行動計画に基づいた会員増強
        2026年6月末の時点で3,200人を目指す
        (2023年 3,115人、2024年 3,090人)
      3. ロータリー財団へのご支援をお願いします
        年次基金 150ドル以上/人
        恒久基金 ベネファクター1名以上/クラブ
        ポリオプラス 30ドル以上/人
        ロータリーカードへの理解と普及
      4. 米山記念奨学会へのご支援をお願いします
        16,000円以上/人

  6. 本クラブの活動方針
  7.  私にとって「お役に立つ」という気持ちが奉仕の精神であり、今、奉仕する立場であっても、いつ奉仕してもらう立場になるか分かりません。そこにお互い様の気持ちが生まれてきます。今、出来ることを長続きさせるため、多少余裕をもって一生懸命すればいいと思っています。「お互い様」の精神で「お役に立つ」ことを皆様と進めてまいります。
     本クラブはクラブ戦略計画を作成していますが、その内容は行動計画にあたり、その実践によりRI及び2710地区の目指す方向に合致した結果を得ることが出来るものと考えます。
     本年もクラブ内の事業・活動に力を入れてまいりますが、その狙いは「更なるクラブの充実」を目指すところにあります。会員皆様が健康で、活発なコミュニケーションにより組織が一層活性化することを目指し、[健康]&[コミュニケーション]&[D・E・I]を進めてまいります。異業種の集まり、多様な人の集まりであるロータリーはまさにダイバーシティです。
     一つのことを皆で取り組むことは非常に強い信頼関係を作り上げることができます。
     信頼関係を持った仲間が親睦会をすると、より信頼関係が深まります。様々な活動に対し出来るだけ多くの皆様にご参加いただきたく存じます。

    具体的活動事項

    1. 例会の充実
      例会では強調月間テーマを中心に、新入会員卓話、夜間例会などを計画します。強調月間テーマ以外に、健康経営、多様性などもテーマとします。
      夜間例会は会員同士のコミュニケーション・会話を大事にし、信頼関係を深める場とします。
      また、100%例会に挑戦したいと思います。オンライン参加も可とします。
    2. 親睦会の開催
      部門ごと(或いは委員会ごと)の親睦会を開催し、コミュニケーションを図ります。
      健康ボーリング大会を開催し、健康増進と共に交流の場とします。
    3. 会員増強
      純増2名以上
      オープン例会を開催します。
    4. ロータリー財団への支援
      年次基金 150ドル以上/人
      恒久基金 ベネファクター1名以上/クラブ
      または1,000ドル以上/クラブ当たり
      ポリオプラス 30ドル以上/人
    5. 米山記念奨学会への支援
      16,000円以上/人
    6. 職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕
      職業奉仕として職場例会、社会奉仕として地区補助金を活用した福山ルンビニ園へのテレビ4台、ポータブルテニスネット2セット寄贈、および子供たちの歩け歩けごみ拾い活動への参加、国際奉仕としては台湾・豐原RCの65周年に訪台など計画します。なお、26-27年度が豐原RCとの姉妹縁組50年となります。
    7. 青少年奉仕
      2710地区に6クラブしかない福山ローターアクトクラブを支援します。
    8. クラブ優秀賞へ挑戦します。
    9. マイロータリーの利用を促進します。


2025-2026会長

昼田哲士

Tetsushi Hiruta

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